上野公園

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上野恩賜公園

上野公園は正式名は「上野恩賜公園」という東京都台東区にある公園です。
「上野の森」とも呼ばれ武蔵野台地末端の舌状台地上野台に公園がつくられています。
上野公園内には博物館や動物園など多くの文化施設が存在し、高村光雲作の西郷隆盛像があることも知られています。

忍ヵ岡

高台になっている忍ヵ岡は、桜の名所として有名で日本さくら名所100選に選定されています。
花見の季節にもなると大勢の花見客が訪れます。
忍ヵ岡の南に、夏には不忍池(しのばずのいけ)という蓮で池を覆いつくす池があり、冬には鴨をはじめとして数多くの水鳥立が飛来します。

歴史

上野公園の歴史としては三代将軍德川家光が江戸城の 丑寅(北東)の方角の鬼門を封じるために、ここの地に東叡山寛永寺を建てました。
戊辰戦争では寛永寺に立て篭った彰義隊を新政府軍が包囲して戦ったために伽藍は焼失したといわれています。

ボードウィン

公園として残すようにすすめたのが蘭医のボードウィンで、1870年に医学校と病院予定地として視察したときでした。
1873年に日本で初の公園として指定されています。

有数の都市公園

上野公園は日本で有数の都市公園です。
公園の内外には歴史建築物や文教施設が多く、一帯が文化・芸術の集合地域を形成しています。

施設

公園内施設として国立西洋美術館・東京都美術館・上野の森美術館・東京国立博物館・黒田記念館・国立科学博物館・恩賜上野動物園(おんしうえのどうぶつえん)・下町風俗資料館などがあります。
ほかにも東京藝術大学・国際こども図書館などがあります。

歴史的建造物な

歴史的建造物などでは上野東照宮・寛永寺・德川家康霊廟・森鴎外旧居跡・野口英世像・正岡子規記念球場などがあります。

上野忍岡遺跡

また、上野公園が位置する台地としては縄文・弥生から古墳時代の遺跡や幕末維新期の動乱で焼失した江戸時代の寛永寺の伽藍やその子院群の遺構を地下に包含する「上野忍岡遺跡」となっています。
調査の結果としては科学博物館構内から寛永寺子院青龍院の遺跡や弥生時代の竪穴住居跡、埴輪片が出土しています。
隣接する西洋美術館構内からは多数の古墳時代竪穴住居跡が確認され、寛永寺子院凌雲院跡の遺構や德川吉宗側室の墓跡などが確認されています。
ほかにも上野の名所として「蛙の噴水」「彰義隊戦死者の墓」「天海僧正毛髪塚」「清水観音堂」「時の鐘」「花園稲荷神社」「五条天神社」「上野大仏」「パゴダ(仏塔)」「時忘れじの塔」「擂鉢山古墳」などがあります。

ツアー

上野の山は建物の外観や内部をガイドの説明を受けながら鑑賞するツアーなどが組まれています。
通常非公開の建物が公開されたり、建物関係者が案内するケースも増えてきています。
各ツアーでは徒歩で歩く長時間ツアーのために歩くことに自信のある方が条件になったりします。

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所在地マップ

【所在地】東京都台東区上野公園・池之端三丁目

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