ばら公園

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280種・5500本

福山市の花「ばら」が敷地内に280種・5500本植えられていて、市民の憩いの場となっています。
5月中旬の福山市最大のイベント「福山ばら祭」は、この公園をメイン会場のひとつとして、盛大に開催されています。
1956年、南公園(現在のばら公園)付近の住民が、ばらの苗約1,000本を植え付けたのが、ばら公園のはじまりで、その後、南公園は都市計画公園に位置づけられ、1961年から、ばら花壇、生け垣、芝生、園内路などの整備が進められました。
1965年にはほぼ現在の姿に生まれ変わって、市民の間でも「ばら公園」と呼ばれるようになり、現在では、ばらも280種、5,500本に増えています。
毎年バラの見ごろを迎える時期にはバラ祭りが開催され、大勢の来園者でにぎわっています。

周辺観光

付近の観光地としては「テーマパークみろくの里」があります。
20種類の遊具を備えた遊園地と、昭和30年代の街並み、「いつか来た道」、温泉施設「神勝手温泉 昭和の湯」があり、三世代で楽しめる総合レジャーランドです。
夏はプール、冬はイルミネーションを開催しています。
ほかには、真言宗大覚寺派の古刹で、「明王院(みょうおういん)」があります。
大同2年(807)空海の開基とされ、本堂は本瓦葺き入母屋造の、和様と唐様を用いた折衷様式で、五重塔は日本で5番目に古く本堂とともに国宝、本尊の十一面観音立像は平安前期伝教大師最澄作の重要文化財となっています。

福山城

福山城は、元和5年(1619)徳川家康の従兄弟・水野勝成(みずのかつなり)が福山十万石の領主となって築城しました。
天守閣は昭和41年(1966)の再建で、博物館として公開されています。
京都の伏見城から移築されたという伏見櫓(重要文化財)と筋鉄御門(すじがねごもん)(重要文化財)は往時の遺構があります。

温泉

温泉地としては、鞆の浦温泉(とものうらおんせん)があります。
瀬戸内海屈指の景勝地で、江戸時代の家並みが残る鞆の浦に平成14年(2002)に湧出した温泉で、ラドンの含有率が高いラジウム泉が、「ホテル 鴎風亭」「景勝館漣亭」「汀邸 遠音近音」(上記3軒は同経営)と「鞆シーサイドホテル」の4軒の旅館に供給されており、冷え性などに効能があると好評です。
日帰り入浴も受け付けている宿もあります。
鞆の浦は宮崎駿監督が映画「崖の上のポニョ」の構想を練った地として知られ、観光地としての知名度が上がりました。

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所在地マップ

【所在地】広島県福山市緑町9-5

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