四国村

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

古い民家を移築した野外博物館

源平の古戦場として知られる屋島山麓の地に、四国各地から古い民家を移築した野外博物館で、「四国村」の愛称で多くの方々に親しまれています。
自然あふれる約50,000平方メートルの敷地には、江戸から大正時代にかけての地方色豊かな建物が約30棟配置されており、なかには重要文化財に指定されている建物もあります。
建物内にはたくさんの民具も展示されており、当時の生活の様子がうかがえます。
四国村(しこくむら)は、香川県高松市にある日本の江戸時代から明治時代の民家を中心とする古建築をテーマとする博物館で、1976年(昭和51年)に開館ししています。
運営は、公益財団法人四国民家博物館(しこくみんかはくぶつかん)です。
屋島の南山麓、屋島神社の東隣に位置します。
広大な敷地に、四国各県と兵庫県から移築・復元した江戸時代から明治時代の民家、伝統産業施設、灯台をはじめとする建築物を展示する屋外型博物館で、国指定の重要文化財建造物2棟、重要有形民俗文化財の建物6棟をはじめ、ほぼ全ての建造物が文化財の指定・登録を受けています。
2002年、村内に安藤忠雄設計の美術館と庭園で構成される四国村ギャラリーが開館しています。

屋島

屋島(やしま)は四国、香川県、高松市の東北に位置する卓状の独立峰で、屋島の名称は屋根のような形状に由来し、その独特の景観は高松市のシンボル・ランドマークとなっています。
多島海が眺められる展望景観を山上に有し、1934年(昭和9年)3月16日に国立公園として初の瀬戸内海国立公園に指定されました。
白村江の戦い(663年)の4年後に屋嶋城が築かれ、山上全域が城とされています。
また、唐僧の鑑真が創建したとの伝承をもつ屋島寺があり、東岸の入江の一帯は源平合戦の屋島古戦場です。
その他、長崎鼻古墳・屋島経塚・長崎鼻砲台跡などを有し、1934年(昭和9年)11月10日に屋島全域が国の史跡「屋島」に指定されています。
屋島の山頂は平坦で、四周は急崖で囲まれたメサの標式的なものであり、山頂近くの遍路道に露出した通称「畳石」は板状節理が美しいと、史跡指定と同日の1934年(昭和9年)11月10日に屋島全域が国の天然記念物「屋島」 に指定されています。
屋島は平安時代は島であったが、江戸時代の大規模な塩田開発で陸続きのようになっています。
東岸と西岸の塩田跡の埋立地は住宅地・市街地に改変され、国の史跡及び天然記念物の「屋島」の指定地内に多くの人が集住しています。

四国村ギャラリー

四国村ギャラリー(しこくむらギャラリー)は、香川県高松市の四国村(四国民家博物館)にある美術館で、屋島の南麓の斜面地にあり、美術館バルコニーからは眼下に立地を生かして造成された「水景庭園」と、遠く高松市街を望むことができます。

この観光名所のキーワード

所在地マップ

【所在地】香川県高松市屋島中町91

※当サイトの文章データ、写真データの無断転用・転載を禁止します。
※チャート図のグラフは、サイト運営者の主観によるもので内容を保証するものではありません。

ページ先頭へ