グラバー園

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洋風住宅

グラバー園は、長崎県長崎市南山手町にある観光施設で、旧グラバー住宅などの洋風建築があります。
2007年(平成19年)10月1日より市民も通常料金が必要になっています。
遠くスコットランドから渡来したトーマス・ブレーク・グラバーが、ここ南山手の丘に住まいを建設したのは1863年のことで、当時の長崎の街は、日本の新しい夜明けを夢見る人々の熱気であふれていました。
大洋の波涛を越え、夢を抱いてやってくる異国の商人たちや倒幕の野望に燃える幕末の志士たち、西洋の学問を志す日本の若者たちがいた時代です。
あれから100年以上たった今も、ここはグラバーたちの家族が暮らした当時の記憶が、共に長崎を愛し長崎に暮らした貿易商たちの邸宅が、形を変えることなく残されています。
グラバー園は昭和32年、三菱重工業株式会社長崎造船所の創業100年祭の記念行事の一つとして、グラバー邸の建物、庭園を同社から寄贈を受け一部を改修して、昭和33年に市営の観光施設としてオープンしました。
その後毎年施設の充実を図り、昭和40年度にリンガー邸、オルト邸、更に昭和45年度から5ヶ年計画で庭園の拡張、洋館4棟の移築、壁泉、動く歩道を設置して総面積も29.397㎡と拡大され、昭和49年「グラバー園」と名称を改めオープンしたものです。
散策路としても、グラバー園ハートストーン・300歳のソテツ・姿を見る事が出来ない鏡・隠し部屋に坂本龍馬・コンニャク煉瓦・キリンビールのこま犬・高島流和砲・フリーメイソンロッジの門などがあって散策を楽しめます。

カトリックの教会堂

周辺の観光地としては、「大浦天主堂で、長崎市にあるカトリックの教会堂です。
1865年に建立された日本最古の現存するキリスト教建築物で、正式名称は、「日本二十六聖殉教者堂」と言います。
その名の通り日本二十六聖人に捧げられた教会堂です。

眼鏡橋

「眼鏡橋」は中島川にかかる日本最古のアーチ型石橋で、興福寺2代目住職黙子如定の作です。
川面に映った姿からその名があります。

長崎ペンギン水族館

「長崎ペンギン水族館」は、世界に生息するペンギン18種のうち7種を飼育しています。
そのうち6種の繁殖に成功しており、飼育種と繁殖種の数は、いずれも「日本一」です。
また、バーチャルシアターでは実写にCG(コンピュータ・グラフィックス)の映像を専用のメガネをかけて見ることで、水中に潜ったような疑似体験ができます。

出島

「出島」は、鎖国時代、海外に向けて開かれた唯一の窓口であった出島で、復元整備が進行しており、平成18年には新たに5棟が復元されています。

長崎新地中華街

「長崎新地中華街」は、もう一つの異国情緒を味わうことのできるスポットで、。
全国にある中華街の一つで、中国の街並みを楽しむことができるようになっています。
長崎は江戸時代より海外との交流を持つことのできた数少ない地の一つであったため、古くから異国の文化が多く流入してきていました。
その当時の名残を残しているのがグラバー園で、現在もグラバー園には当時の面影を残す洋館が残されており、長崎の異国との交流の歴史を知ることのできる観光スポットとして、毎年多くの人が訪れています。

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所在地マップ

【所在地】長崎県長崎市南山手町8−1

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