はての浜

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

無人島の総称

はての浜(はてのはま)は、沖縄本島から西に約100km、久米島沖東5kmに浮かぶ3つの砂だけからなる無人島の総称です。
久米島に近い方から「メーヌ浜」、「ナカノ浜」、「はての浜」の3つの無人島からなり、360°エメラルドグリーンの海と真っ白な砂浜が美しく沖縄の風景を代表するものとして観光名所になっており、松竹映画「釣りバカ日誌11」をはじめテレビ番組の撮影や音楽のPV、CMなどにもしばしば使われています。
多くの観光会社、渡船業者がグラスボートなどサンゴ礁鑑賞を兼ねたツアーを企画しており、ホテルなどにも窓口があります。
多くのツアーでは、「はての浜ツアー」となっていても実際は真ん中の「ナカノ浜」に上陸させる場合が多いです。
シュノーケリングができ、潮の状態によっては徒歩で別の砂丘へ渡れることもあります。

コバルトブルーの海

はての浜は、久米島の東の沖合に浮かぶ砂浜だけで出来た無人島で、その大きさ、美しさは東洋一と言われ、「久米島と言えばはての浜」とも言われる大人気スポットです。
真っ白の砂浜を囲むコバルトブルーの遠浅の海には、トロピカルフィッシュが集まり、海遊びにも最適です。
沖合いに浮かぶ砂浜だけの島「はての浜」は、久米島を代表するオススメの観光スポットです。
全長7kmもあり「はての浜」「中の浜」「前の浜」に分かれています。
砂浜だけの島で日よけとなる施設がない(仮設小屋のような簡易な施設のみあり)ため、遊ぶ際は日焼け止めが必需品で、港から送迎船で20分ほどで渡ることができます。

周辺の観光

周辺観光としては、「バーデハウス久米島」で、久米島近海の水深612m以深にある、ミネラル豊富な海洋深層水を使った温浴施設です。
血行促進やリラクゼーションを目的としたプール、スパ、サウナゾーン、飲食スペースもあります。
「太陽石(うてぃだいし)」は、比屋定の村外れの松林に鎮座する丸い安山岩の巨石で、高さ1.3mのタマゴ形のこの石は、およそ500年前に堂之比屋という人物が日の出を観測するために使ったとされています。
15世紀という暦が普及していない時代に日の出の位置から季節の移り変わりを知り、作物の植え付けや収穫の時期を決めていたという先人の知恵があります。

奥武島の畳石

「奥武島の畳石(おうじまのたたみいし)」は、久米島東部のイーフビーチ先にある、奥武島の海岸にずらりと並ぶ幾何学模様の石で、干潮時には直径1~2mの平滑な亀の甲羅に似た六角形の石が現れ、互いにびっしりと接着し合った姿が見られます。
不可思議な岩の連なりは、約2千万年前に地中で冷えた溶岩が固まる時に規則的に割れ目ができ、長い年月をかけて波に侵食され続け、表面が平らになった姿で地上に表われたといわれています。
「比屋定バンタ(ひやじょうばんた)」は、高さ約200mの断崖で、島内一周道路の比屋定集落から阿嘉(あか)集落にいたる途中の展望台から見えます。
はての浜や慶良間(けらま)諸島まで眺望でき、売店があり観光の休憩所としても立ち寄れます。

この観光名所のキーワード

所在地マップ

【所在地】沖縄県島尻郡久米島町

※当サイトの文章データ、写真データの無断転用・転載を禁止します。
※チャート図のグラフは、サイト運営者の主観によるもので内容を保証するものではありません。

ページ先頭へ