関門橋 人気の観光旅行スポットや名所を都道府県別に紹介

下関と九州を結ぶ

関門橋（かんもんきょう）は、山口県下関市と福岡県北九州市門司区の間の関門海峡を跨ぐ道路橋の名称で、およびこの橋梁を含む区間の高速道路（高速自動車国道）の通称です。
関門海峡の最狭部である下関市壇之浦と北九州市門司区門司（和布刈地区）を結びます。
広大な関門海峡のシンボルともいえる関門橋は、昭和48年に開通し、全長1,068ｍ、海面からの高さ61ｍです。
関門海峡を通過する大型船舶が余裕をもって航行できるようになっていて夜間はライトアップされます。
そのすぐそばにある、壇之浦パーキングエリア（下り線）とめかりパーキングエリア（上り線）がオススメで、 どちらも海峡の景色を楽しめることはもちろん、地元特産品を気軽に食べられるレストランや、お土産物も豊富にあります。
ゆっくり景色と食事も堪能し、運転で疲れた体を癒すことができます。
壇之浦パーキングエリアには、西日本では初の宿泊施設「ハイウェイホテル」もあります。

付近の観光

付近の観光情報としては、関門橋から約1.2kmの「唐戸市場」があり、ふく汁やふくの握りなど色々選んで食べれるのが楽しいです。
市場の雰囲気も楽しめ、実際のセリの様子も見学でき、金・土・日・祝日には露店がでます。

しものせき水族館

「下関市立しものせき水族館・海響館」は、関門橋から約1.6kmのところにあり、総水量2,400トン、65の水槽に魚など500種20,000点の水族たちが展示されています。
関門海峡を再現した瀬戸内海水槽はトンネル状で海底散策気分が味わえ、日本唯一のシロナガスクジラの全身骨格標本や、世界のフグ100種類以上など下関らしい展示も特徴です。

門司港レトロ

「門司港レトロ」は関門橋から約2.1kmのところにあり、潮風と大正ロマンあふれる昔懐かしい風景が広がります。
かつて、門司港は国際貿易港としてモダンな近代建築が建ち並び、活気に満ちていました。
国の重要文化財に指定されている木造のJ6門司港駅舎など、今もなおその風情を色濃く残し、レトロな雰囲気を満喫できます。
「海峡ゆめタワー」は海峡の街、下関の灯台をイメージしたシンボルタワーは高さ１５３ｍで、西日本一の高さを誇る地上１４３ｍ、最上階の展望室へはシースルーエレベーターで70秒です。
目の前に広がる眺めは、関門海峡、武蔵と小次郎が決闘した巌流島、北九州の連山、響灘、そして日本海と３６０度のパノラマが楽しめ、夜景もオススメです。
景色を眺めながらステキな時間を過ごせます。

付近の温泉

付近の温泉としては、川棚温泉とその他の温泉の温泉・露天風呂があります。
川棚温泉は関門の奥座敷として栄え、800年以上の歴史を誇り、無色透明のラジウム泉で、肌に優しく効能が幅広いです。
自由律句で知られる漂泊の俳人、種田山頭火が滞在したことでも有名で、「瓦そば」と「ふぐ」が自慢です。
その他海峡の景色を眺めながら温泉につかることができる「下関マリン温泉」などがあります。
「一の俣温泉の温泉・露天風呂」は、関門の奥座敷、山々に抱かれた静かな温泉地で、こんこんと沸くアルカリ単純硫黄泉はとろとろの人気泉です。
ｐＨ９．９３の泉質は化粧水のような柔らかさで女性にも大好評で、にっぽんの温泉１００選にも選ばれた泉質は地元の人からも愛されています。
観光ホテルとグランドホテルの湯めぐりも好評です。

【所在地】福岡県北九州市門司区